物心ついた頃から、
「お家がお肉屋さんだと、毎日美味しいお肉が食べられるでしょ?いいなぁ~。」 と良く言われて来ました。
しかし、我が家は、周りの家庭より、肉を食べる機会が少なく、
代わりに野菜をたーくさん食べてきました

理由は、専業主婦の母が、きちんと父の健康管理しているから



父は、職業柄、肉を食べたり、外食する機会が非常に多く、
そして、自分の体を全く考えずに食べたい物を腹いっぱい食べるといった
3大死因まっしぐらの生活と性格を持っています。
母は、そんな父の健康を守るために、父が自宅で食事をする時は、肉は食べさせず、
とにかく、野菜を食べさせます。
さすがに、私を含む娘達が育ち盛りの頃は、父とは別メニューで肉を食べることもありましたが、とにかく、我が家は、昔から野菜中心のメニューでした

そんな家庭で育った私は、
現在の私は、野菜ソムリエになるほど、人一倍野菜が大好き

小学校低学年まで野菜が大ッッッッキライ



野菜は一切食べれませんでした。
小学校の給食で「塩もみ野菜」が出る日は、食べたくないあまり、
必ず登校拒否を起こすほど(笑)
母も私になんとか野菜を食べさせようと、野菜を細かく刻んでハンバーグに入れたり、ニンジンケーキを作ったりと相当苦労していました。
当時、母も父の会社を手伝い忙しかった為に、
毎年夏休みになると、私と妹は、親戚のいる長野に預けられました

親戚の家は、兼業農家で、野菜を栽培していたのですが、
私の「大の野菜嫌い」を知った叔父は、
「東京の野菜はマズイけど、おじちゃんの作った野菜は美味しいぞッ

東京に帰る頃には野菜嫌いは治っちゃうぞッ

と言って、まず、私に食べさせたのがトマトでした。
叔父は、私を畑に連れて行き、野菜の収穫を手伝わせます。
そして、自分の手でもいだばかりのトマトを畑の脇に流れている用水路で洗い、食べさせてくれました。
今でもその時のことを覚えているのですが、大嫌いなトマトを嫌々食べたはずなのに、
「あれ??これはいつも食べてるトマトと違う。
・・・・・・トマトって美味しいんじゃんッ


子供のくせに味の違いが分かり、感動したんです

私は、これをきっかけに、少しずつですが、トマトはもちろん他の野菜も食べられるようになり、大の野菜嫌いから、今のような野菜大好き人間になりました

叔父が私にしてくれたことは、
今盛んに行われているようですが、
「野菜嫌いの子供に農業体験をさせ、自分で調理させると、野菜が食べられるようになる」というものでした。
私は、野菜が大嫌いだった為に、野菜嫌いの人の気持ちは良く分かります。
味覚、好みの問題は除きますが、食わず嫌いの人に言えることは、

本当に美味しい野菜を食べたことがない。


といったことが理由なんじゃないかなぁと思います。
がん、心疾患、脳血管疾患などの3大死因のリスクとなりうる、肥満、高脂血症、高血圧、糖尿病の生活習慣病は、運動と正しい食生活を心がけることで改善します。
そこで、低エネルギーで、脂肪が少なく、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な野菜・果物は、現代社会の私達の生活習慣予防に最適な食べ物なんです

健康のため

いつまでも若々しさを保つため

野菜・果物をたくさん食べましょうッ

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どうもありがとうございましたッ


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コメント
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素敵なお話しだね。
ちょっとグッと来ました。
良い叔父さんがいてよかったですね。
そのときのことが今に影響してるんですね。
でも、お肉屋さん関係だったとは。
子供の頃って野菜嫌いなんですよねぇ

私もそうでしたし。。。
でも大人になるにつれて、何でも食べられちゃう
野菜、果物を作ってくれてる人達に感謝しないとですね☆