白菜をおいしく食べる方法
白菜は、寒くなればなるほど甘みが増しておいしくなると言われますが、甘くてみずみずしくて本当においしいっ♪
サラダを食べる勢いで毎日白菜ばかり食べてます。
酵素たっぷり♪
さて、先日の白菜ネタの続きです。
白菜は、果物並みの甘さ(糖度10~12度)があると記事に書いたので、それを読んだ知人から「白菜ってそんなに甘みとうまみなんてあった??味がないイメージなんだけど。」と言われました。にやり・・・。
ですよね~。
その甘さ(糖)とうまみ(グルタミン酸)は白菜のどこを食べてもあるというわけではなく、
実は集中してるところがあるんですよ~。
それは白菜の「中心の部分」!
芯に近い葉がやわらかいところですね。
白菜は、外側から内側に葉を増やしていく野菜で、外側の葉で栄養を作り糖(甘さ)やグルタミン酸(うまみ)という栄養を中心の部分に送りながら成長します。
うまみ成分のグルタミン酸は、外側の白い芯の部分に比べると中心の葉はおよそ14倍!
白菜を食べる時、外側の葉からペリペリはがして使ってませんか?
実は、以前、みっちも見事にそうやって食べてました。
外側の葉をはがしながら使ううち、最後には中心の部分が残りそのまま冷蔵庫に忘れて放置してひからびてしまい、あげくの果てには捨ててしまうなんてことも何度かありました。
一番おいしいところを捨ててたってわけです!
あ~、MOTTAINAI!
「それじゃ、外側の葉は味があんまりないからおいしくないのかぁ~。」って思ったあなた。
大丈夫!外側の葉も甘くおいしくする方法があります。
それは・・・「白菜は中心から食べる」です。
白菜を丸ごと買ってきた時は、たてに半分に切って中心の方から食べましょう!
「中心のおいしいところから食べたら、おいしいところがなくなっちゃうじゃないか~。」
いやー、これが大丈夫なんですよ。
まず、中心の部分を食べられて残った外側の葉は、乾燥しないようにラップなどに包んで冷蔵庫で保存します。
普段なにげなくやってることなんですがこれがポイント。
実は、冷蔵庫で保存されている間にも白菜は成長を続けています。甘みやうまみを多く含んだ中心の部分がなくなってしまうと、その外側の葉は糖やグルタミン酸を送る場所がなくなってしまうため、今度は自分の葉に蓄えるようになるんです。
ある実験では、中心の部分を取り除いて冷蔵庫で1週間ほど保存したところ、外側の葉のグルタミン酸が27%も増えるそう!
すごい!収穫された後も生きてるんですね~。
・・ということで、白菜を最後の1枚の葉までおいしく食べたい場合は、中心部分から食べましょう♪
ちなみに、なにも冷蔵庫で1週間も待たなくてももっと早く白菜のうまみを増やす方法もあります。
白菜を1日ほど天日干しするか、オーブンで焼きます。
干したり焼いたりすることで水分が減るため、甘さとうまみがアップするんですね。
ただし、水分が減って幾分歯ごたえがアップするので、調理する際は、サラダや漬物ではなく、火を通す煮物や炒め物の方が向いてるようです。
今、白菜がとてもおいしい季節。
ビタミンCが豊富で、整腸、利尿作用があるため、免疫力をアップし、寒さ、風邪やインフルエンザに負けない体を作ってくれるのでたくさん食べたいですね。
白菜は甘さをうまみを最大限に引き出しておいしく食べましょう♪
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ありがとうございました♪
冷蔵を見たら確かに中心が寂しそうに野菜室に
ありました(^_^;)
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