♪スジ~のとおったフ~キ
島田伸介さんがTVで「大阪はパスポートなしで行けるラテンの国」って言ってましたけど、大阪に行けば行くほど実感してます(笑)
大阪って独自の文化がたくさんあるんですよね。本当に違う国みたいです。
みっちは親子3代、正真正銘の東京人なんですけど、これを言うと必ず大阪の人に「あんたは東京より大阪向きや!本当に東京人?」とまで言われます。今まで何人に言われたことか。
「話にオチがある」「面白い」「笑いが好き」ってことらしく、大阪人に言わせると「東京人はおもんない(面白くない)」そうです。
これは吉本入るしかないか?(笑)
さて、アップが遅くなってしまいましたが、GW中はこれを山梨と千葉で2回も収穫しました。

フキ(蕗)です。
これは、山梨の親戚の家の裏山?に生えてたもの。
◆名前
冬に黄色い花が咲くことから冬黄(フユキ)と呼ばれ、それが「フキ」になったと言われています。
ちなみに、フキノトウはフキの花蕾です。
◆旬
4~6月
ほぼ1年中出回りますが、ほとんどがハウスものです。
もともとは日本全国の野山に自生しているものですが、土地開発により野生種の収穫量は減ってきています。
ちなみに野生種は時期がずれるとかたくて苦くなり食用には向きません。
◆種類
野生種:苦み・香りが強い、茎が細めで繊維が多い。
栽培種(ハウス栽培):苦みが少なく、茎が太く繊維が少ない
◆栄養
○食物繊維(整腸作用、便秘改善)
○カリウム(利尿作用、余分な水分の体外排出、血圧降下作用)
○ポリフェノール クロロゲン酸等・苦味成分(抗酸化作用、食欲増進)
特記すべき栄養は食物繊維くらいで、香り、苦み、歯ごたえを楽んだり、日本料理の風情を楽しむ季節の野草といえます。
しかし、フキの薬効は古くから知られていて、気管支の炎症を鎮めるとされ、漢方では、咳止め、痰きり、健胃、浄血、毒消しとされてきました。
◆選び方
○みずみずしい
○葉がしおれたり、黄ばんだり、黒ずんだりしていない
○大きすぎない(大きいものはかたくスジばっている)
◆保存
アクの強い野菜なので、収穫、購入後はすぐにアク抜きします。
今回は15分ほどお湯でアク抜きしてから、醤油、酒、みりんで味付けました。
採ってきてすぐなのでスジもとりませんでしたよ。
フキは、「こんなクサくてマズイもん誰が食べるんだ?なんでこんなもんを大人は好きなんだろう?」と子供の頃から思ってきた食べ物の1つ。
母が台所で調理するとこのニオイにたまらず、家から逃げ出したことも(笑)
大人になったら食べられるようになりましたが、「季節もの」といった感じで、自ら進んで食べるほどは好きというわけではないですね。
うちの母は、山育ちなので、たまにムショー食べたくなるらしく大喜びしてました。
みっちもこれから年を重ねるごとに好きになるかもしれないなー。
でもこういった山菜や薬草の独特の苦み、えぐみ、香りは、薬効成分で、抗酸化作用や血液を浄化してくれるので体のためには良いです。
まさに「良薬口に苦し」ですね。
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ありがとうございました♪
竹の子と一緒に母が煮てくれてます。