世の中トランス脂肪酸だらけ

重い病気を患っている人のため、有志の人たちで作りました。
しかし鶴を折ったのは一体何十年ぶりだろう。
最初は「そんなに折れるかな~大変そうだな~」と思ったんですが、折れば折るほど結構ハマってしまいました。
これはみっちだけじゃないらしく、時間が経てば経つほどもっと折りたいという人が続出。
最初は数が足りるか心配だったんですが、おかげで1000羽を超える鶴が集まりました。
ありがたいことです。
鶴を折るのはなんの苦もなかったんですが、鶴を糸でつなげる作業が予想以上に大変でした。
なにが大変って、たくさんの人たちに折っていただいたので、色々な種類の鶴がいるんですよね。
「これなに?鶴?エビ?首はどこ?」っていうのが結構あってこれはこれで笑って癒されましたけど(笑)、1羽でもそういうのがあるとつなげるのが大変(涙)
みんな苦労してました。
手先が器用な女子4人(←注:みっち含む)で、「目が痛い~」「肩が凝った~」「お腹すいた~」「喉かわいた~」だの言いながら丸3時間がんばりました。
たくさんの人たちの願いがこもった千羽鶴。
1日も早く元気になることを祈ってます!
さて、先日から何度かトランス脂肪酸のこと書いたら、あるところからかなりの反響が・・・
「そんな毒と言われるものを国が許可するはずがない」
「そんな毒が普通に店に売ってるわけがない」
「そんなこと言ったらなにも食べられないじゃないか」
「いーや、誰がなんといおうとオレは食うね」
はい、このセリフは、飲み食い大好きのメタボのおじさんたち(笑)
あーいえばこーいうで必死で抵抗するんですよ。
みっちも食い意地の張った元メタボ(いや、今でもか?(笑))なので気持ちはよーくわかる!
けど、これが現実。現実をみなさい。
ま、こういうおじさんたちはいちいち対応するのは面倒なんでね、
「あなたの体ですからどうぞお好きになさって♪」(なぜかお嬢様口調)って言うようにしてますけど(笑)
その人の体はその人の体。どうしようとその人の勝手ですから。
さ、今日もそんなメタボのおじさんたちが、さらにあーいえばこー言いたくなるようなことをまた書いちゃおっかな♪(笑)
WHO(世界保健機関)はトランス脂肪酸は摂取エネルギーの1%以下にするよう勧告しています。
トランス脂肪酸の健康被害については既に世界では常識。
先進国のアメリカ、カナダなどは加工食品中のトランス脂肪酸の含有量の表示を義務付けたり、使用量の規制を設けています。アジアでは日本よりも先に既に韓国が規制を設けてますし、今年に入ってからはシンガポールが今年中に規制をすると発表しました。
「日本はなにをやっとるんじゃ?」と言いますと、やーーーっと最近になって、トランス脂肪酸の含有量を企業に自主開示させるガイドラインを作る動きがでてきました。
遅い・・・遅すぎる・・・。
日本は先進国にもかかわらずなぜこれだけ対応が遅れてしまったかといいますと、一説では油脂会社等の圧力とも言われてます。(日本らしいとミョーに納得しちゃいましたが・・)
そういえば、大臣変わったけど、ちゃんと進んでるんだろうか・・・。
現在のところ、国は「1日当たりの摂取量は、総エネルギー摂取量の1%未満(国の試算では0.92~0.96g)なので、欧米に比べて日本人はトランス脂肪酸の摂取量が平均的にみて少ないため問題ない。」としています。
ところが、この1%未満の数字は、書いてある通りあくまでも「平均」。
平均ってことは、上も下もあるってことです。
今、日本では、食の欧米化が進んでいるのはご存知の通り。
年々、肉、加工食品、ファーストフード、コンビニ食、中食のお惣菜などの摂取量が増えてますが、まさにこれらの食品はトランス脂肪酸の宝庫なんです。
ある調査では、コンビニやファーストフードの食品の中には1品だけでトランス脂肪酸をWHOの基準の1%を超えるものがたくさんあるとか。
さすがに商品名を挙げてのトランス脂肪酸含有量は公表されてませんけど、国が示している一般的な食品のトランス脂肪酸含有量というのがあったので、数値が高め(1g前後)のものを抜粋してみました。
※単位: g/100g、最小値~最大値
マーガリン・・・0.94~13
ショートニング・・・1.2~31
ファットスプレッド・・・0.99~10
バター・・・1.7~2.2
生クリーム・・・1~1.2
コンパウンドクリーム(ホイップクリーム)・・・9~12
コーヒークリーム・・・0.011~3.4
ナチュラルチーズ・・・0.5~1.5
プロセスチーズ・・・0.48~1.1
食用植物油・・・0~1.7
ドレッシング・・・0~0.88
マヨネーズ、クリーミードレッシング・・・1~1.7
クッキー・・・0.211~3.8
ビスケット・・・0.036~2.5
クラッカー・・・0.049~0.81
ドーナツ・・・0.27~1.6
菓子パイ・・・0.37~7.3
クロワッサン・・・0.29~3
デニッシュ・・・0.411~0.98
スポンジケーキ・・・0.39~2.2
ショートケーキ・・・0.4~1.3
半生ケーキ・・・0.17~3
ポップコーン・・・13
ポテトスナック・・・0.026~1.5
牛脂・・・2.7
和牛(肩ロース)・・・0.52~1.2
和牛(サーロイン)・・・0.54~1.4
牛(ハラミ)・・・0.79~1.5
カレールウ・・・0.78~1.6
ハヤシルウ・・・0.51~4.6
ケーキ、パン、菓子、スナック、肉、カレー・・・
あ~、どれもみっちの好きなものばっかりぃぃぃ~(泣)
みっちだけじゃなくて、メタボのおじさんたちもさぞかし悲しんでることだろう。ふふふ。
中には「1日に100gも食べることはないんじゃない?」っていうのもありますけど、例え含有量が少なくても、1日の食事のトータルで考えたら、あっという間にかなりの量になっちゃいそうです。
「国はこのことに気付いてないのか?」って思うんですが、
はい、ちゃんと気付いてます。↓
「偏った食事をしている場合は、平均値を大きく上回る摂取量となる可能性はある。」とちゃんと示してるんですね。
残念ながら国はわたしたちの健康は守ってくれません。
やはり自分の体は自分で守るしかないです!
それにしても、予想以上に食品のトランス脂肪酸含有量が多くて驚きました。
しかもこの数値はあくまでも国が調べた範囲の一部のものですからね。もっとすごいのがあるかもしれません。
みっちは、トランス脂肪酸のことを知ってから、自分が今まで、アトピー、アレルギー、喘息、体調不良に悩まされきた原因のひとつはトランス脂肪酸だったと自分の体をもって実感してます。
体質改善に成功した理由の1つはトランス脂肪酸を気をつけるようになったから。
これまでトランス脂肪酸が入ったものは今までしこたま食べまくってきました。
ファーストフードは週に3~4回は食べてたし、バターよりマーガリンの方が健康に良いと信じてマーガリンを大量に食べてたし、マヨラーだったし、スナックやお菓子は新製品がでると必ず食べてたし、さくさくふわふわとろとろ(←これはトランス脂肪酸のなせる技!)のお菓子、揚げ物、お惣菜、コンビニが大好きでした。
これまで何も知らずにどのくらいのトランス脂肪酸をとってきてしまったのか・・・
想像するだけでオソロシイ・・・。
日本はトランス脂肪酸の知名度があまりにも低すぎです。
早く世の中に知れ渡り、規制されることを祈ります!
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ありがとうございました♪
厚生省の対応は遅れてますからね。
自分で身を守らないと!!