今年は猛暑の影響で秋になっても海水温がなかなか下がらなかったので、鮭の時期がだいぶずれてしまったようですね。
北海道の方に聞いたところ、今年は鮭が不作で、漁にでても北海道ではなくあたたかい海にいるはずのマンボウばかり捕れちゃうんだって!
あと、先日ニュースでやってたんですけど、絶滅危惧種のアザラシを保護したためにアザラシが増えてしまい、定置網の中の鮭を食べてしまうのも鮭が捕れない理由のひとつなのだそう。自然界のバランスって難しい・・・。
鮭って時期がずれてもちゃんと川に帰って繁殖できるのかなー。超心配・・・。
鮭といえば、遅ればせながら数年前に気づいたことがございます。
お寿司屋さんの生サーモン。
大人から子供まで大人気メニューとして君臨し、サーモン好きのみっちも大好物。
でもよく考えみてください。
鮭といえばアニサキス(寄生虫)がいることが多いので、昔から生で食べず、加熱したり酢でしめたりしてから食べられてきました。
なのになんでお寿司屋さんの鮭は生で食べられるのか??
お寿司屋さんはプロだからアニサキスを取る技があるんだろうなー、なんてノン気に思ってたんですけど(今考えると笑える(笑))、実は生サーモンの正体は”養殖の鮭”。
養殖だと寄生虫がつかないのでそのまま生で食べられるんですねー。
そして、これまたみっちも数年前に知ったことなんですが、身が鮮やかな赤というかオレンジ色の鮭は、なんともともとは白魚!
あの鮮やかな色はエサのプランクトン(小さいエビの仲間など)色なのだそう。
じゃぁ、養殖された鮭の色は??
わざわざプランクトンをエサにしてくれるわけではないので、人工的に作ったエサに加えて、あの鮮やかな色にするためにアスタキサンチン(プランクトンの赤色成分)のサプリメントを混ぜているのだそうです・・・。
化学合成されたアスタキサンチンのサプリ入りの人工的なエサを食べて育った鮭・・・。
きっと色を出すのが目的だからサプリの質もいいわけないだろうし、うん、それを考えるとちょっと気持ち悪いような・・・。
今年の鮭は釧路の漁師さんから直送してもらいました。
丸ごと生で1本購入して、相棒にさばいてもらったんですが、今年は家庭用包丁しかなかったので大変だったらしい。(みっちはちょうど不在だったので完成形しか見てない)
切り身は、塩麹、醤油麹漬け、あとは塩をふって1日軽く干して冷凍、いくらはみっち担当なので醤油とみりんで味付けして冷凍しました。

いくらの薄皮は丁寧に取ると結構時間がかかるんだけど、お店で売ってる大量のいくらってどうやって取ってるんだろう?いちいち手でやってたら採算取れないと思うんだが。やっぱり薬で溶かしちゃったりしてるんだろうか・・・。
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コメント
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アスタキサンチンのサプリ入りのエサ。
これは知りませんでした・・・
回転寿司では必須だったのに考え物ですね。
うちまるさん
はい、わたしも超大好物なのです・・・涙